この記事では、
”楽天証券”
”楽天銀行”
”楽天カード”
を組み合わせるメリット
について
わかりやすく解説していきます
- 「楽天証券」×「楽天銀行」=6つの特典”マネーブリッジ”
- 「楽天銀行」×「楽天カード」=7つの特典
- 楽天証券×楽天カード=クレカ積立でポイント還元
- 「楽天証券」×「楽天銀行」×「楽天カード」=”SPU”
- ポイントを追い求めるのは危険?
- まとめ
「楽天証券」×「楽天銀行」=6つの特典”マネーブリッジ”
”マネーブリッジ”とは、楽天証券と楽天銀行を連携させることで受けられるサービスのことです。
マネーブリッジは以下の6つサービスがあります。
1. 優遇金利
普通預金金利が、通常0.015%から、
- 預金残高300万円まで:0.1%
- 預金残高300万円超:0.04%
にアップします。
2. らくらく入出金
24時間手数料無料でリアルタイムに資金移動が可能になります。
3. 自動入出金
予め設定することで、
- 楽天証券の注文時に自動入金
- 余った資金を楽天銀行へ自動出勤
が可能になります。
4. ハッピープログラム
”ハッピープログラム”にエントリーすることで
- ATM手数料が最大7回/月 無料
- 振込み手数料が最大3回/月 無料
- 楽天ポイントがの獲得倍率は最大3倍
になります。
ハッピープログラムのエントリーは楽天銀行のWEBサイトからできます。
5. 残高表示サービス
楽天証券で楽天銀行口座の普通預金残高が表示されるようになります。
6. 投資あんしんサービス
予め設定することで、信用取引で保証金率が指定した保証金率を下回った場合、回復するために必要な金額を算出し自動振替されるようになります。
➡「楽天証券」×「楽天銀行」の連携方法
楽天証券と楽天銀行の連携方法
- 「楽天証券 」にログイン
- マイメニューから「お客様情報の設定・変更」をクリック
- 入出金口座から「入金口座」をクリック
- 楽天銀行の口座情報を登録
- 3に戻り「出金口座」と「外貨入金口座」にも楽天銀行の口座情報を登録
- マイメニューから「入出金・振替」の「マネーブリッジ」をクリック
- 「設定する」をクリック
「楽天銀行」×「楽天カード」=7つの特典
楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定することで、以下の7つの特典があります。
1. 楽天市場の獲得ポイント最大+0.5倍
楽天カードを楽天銀行と連携した状態で楽天市場で利用するとポイント最大+0.5倍になります。
2. 預金金利アップ
普通預金金利が通常0.015→0.031%にアップします。
※マネーブリッジの普通預金金利と高い方が適応されます、重複はしません。
3. 自動的に毎月ポイント獲得
”ハッピープログラム”にエントリーすることで、会員ステージに応じて毎月3~9ポイントが自動で貯まります。
ハッピープログラムのエントリーは楽天銀行のWEBサイトからできます。
4. 残高不足通知
預金残高がカード代金の引き落としに対して不足していた場合、引き落とし前に通知されます。
5. 最長3日前まで引き落とし額調整可能
カード引き落とし額の調整費が最大で土日祝日を含まず3日間延長されます。
6. 残高即時反映
お引き落とし状況がすぐに反映され、カードのご利用枠が一杯で一時的に利用できなかった場合も、最短引き落とし日当日に利用可能額が開放されます。
7. 素早いネットキャッシング
平日は申し込みから最短数分で振り込まれます。
土日も申込可能で、その場合は翌営業日に振り込まれます。
➡「楽天銀行」×「楽天カード」連携方法
楽天銀行と楽天カードの連携方法
- 「楽天e-NAVI」にログイン
- 「お客様情報の照会・変更」をクリック
- 「お支払い口座の照会・変更」をクリック
- 「WEBでお手続き」から「楽天銀行」をクリック
- 「本人確認手続き(電話番号認証)」で認証を行う
- 「口座情報の登録」をクリック
楽天証券×楽天カード=クレカ積立でポイント還元
楽天証券のクレカ積立を楽天カードで支払うことにより、積立金額に応じてポイント還元が受けられます。
また、楽天証券×楽天カードのクレカ積立には他社にはない次のような特徴があります。
一定条件で全カードランク一律の還元率
積立金額に応じて楽天ポイントが還元されます。
還元率は、
- カードランク
- 投資信託の代行手数料
によって以下のように変わります。
代行手数料 | 楽天プレミアム | 楽天ゴールド | 楽天ノーマル |
---|---|---|---|
0.4%未満 | 1%還元 | 0.75%還元 | 0.5%還元 |
0.4%以上 | 1%還元 | 1%還元 | 1%還元 |
これを見て分かるように、代行手数料が0.4%以上の投資信託にクレカ積立で投資した場合は、どのランクカードでも1%の還元を受けることができます。
代行手数料とは、投資信託で毎年かかる運用コスト(=信託報酬)の内訳の1つで、販売業者の利益になるものです。
一般的な投資サイトでは”信託報酬”として一括りにしか表示されませんが、楽天証券のWEBサイトでは、以下の画像のように投資信託の代行手数料が表記されています。
https://www.rakuten-sec.co.jp/
年間利用額の条件なし
他の証券会社にもクレカ積立によるポイント還元サービスは存在しますが、その多くには年間利用額の条件があります。
例えば、SBI証券のクレカ積立を三井住友ゴールドカードで支払った場合、年間利用金額(クレカ積立以外)で10万円以上利用しなければポイントの還元を受けられません。
しかし、楽天証券のクレカ積立のポイント還元サービスには年間利用額の条件はありません。
つまり、クレカ積立以外一切利用しなくてもポイントがもらえるということになります。
”楽天プラスシリーズ”保有で毎月ポイント獲得
”楽天プラスシリーズ”の投資信託を保有している場合、毎月一定のポイント還元を受けることができます。
楽天プラスシリーズの銘柄と還元率は以下の通りです。
ファンド名 | ポイント還元率(年率) |
---|---|
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 0.017% |
楽天・S&P500インデックス・ファンド | 0.028% |
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド | 0.033% |
楽天・日経225インデックス・ファンド | 0.053% |
楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド | 0.05% |
楽天・SOXインデックス・ファンド | 0.05% |
例えば、楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンドを300万円分保有してる場合、年間で1500ポイント、毎月125ポイントが獲得できます。
➡「楽天証券」×「楽天カード」の連携方法
楽天証券と楽天カードの連携方法
- 「楽天証券 」にログイン
- ホーム画面上部の「投資信託」をクリック
- 「積立設定」をクリック
- 投資したい投資信託を探して商品名をクリック
- 「積立設定」から「NISA積立投資枠」をクリック(楽天証券にNISA口座がない方は「特定口座/一般口座」をクリック)
- 「引き落とし方法」から「楽天カードクレジット決済」をクリック
- カード情報を入力し、約款を確認して「登録」をクリック
- 「積立金額」などその他の希望を入力し「目論見書を確認を」クリック
- 「登録」をクリック
「楽天証券」×「楽天銀行」×「楽天カード」=”SPU”
楽天証券、楽天銀行、楽天カードを連携させることでSPU(スーパーポイントアップ)の特典を受けることができます。
SPUになると楽天市場で買い物した際の獲得ポイント最大で”+1倍”になります。
SPUで+1倍を受けられる条件とは
- 楽天ポイントコースに登録
- マネーブリッジ設定
- 特定の投資信託を1ポイント以上利用し合計30,000円分以上購入
- 特定の投資信託に米国株式に1ポイント以上利用し合計30,000円分以上購入
これらを満たしている必要があります。
ちなみに、3と4のどちらか片方のみ満たしている場合は+0.5%となります。
楽天ポイントコースの設定方法は以下の手順で簡単にできます。
- 「楽天証券」にログイン
- 右上の「マイメニュー」をクリック
- 「ポイント設定・SPU」をクリック
- 「ポイントコース設定」でコースを選択
ちなみにポイントコースには、
- 楽天ポイント
- 楽天ポイントコース
の2種類があり、以下のような違いがあります。
楽天ポイントコース | 楽天証券ポイントコース | |
---|---|---|
概要 | ポイントを他の楽天グループサービスで利用できる |
ポイントを「JMBマイル」に交換しJALの特典航空券と引き換えできる ※楽天ポイントにも手動で交換可 |
ポイント投資 |
投資信託 国内株式(現物) 米国株式(現物・円貨) バイナリーオプション |
投資信託のみ |
SPU |
対象 |
対象外 |
楽天証券利用者のおよそ95%が楽天ポイントコースを選択しています。
ポイントを追い求めるのは危険?
ここで紹介したポイントを全て獲得しようとすると、
- 特定の投資信託を30,000円分
- 特定の米国株式を30,000円分
- 代行手数料0.4%以上の投資信託をクレカ積立
- 楽天プラスシリーズの投資信託を保有
という条件が必要になるため、大変お金がかかってしまいます。
投資は投資自体が適切かどうかが最優先であり、ポイントはあくまでおまけ程度に考えておくことが重要です。
まとめ
- 楽天証券×楽天銀行=6つの特典(マネーブリッジ)
- 楽天銀行×楽天カード=7つの特典
- 楽天証券×楽天カード=クレカ積立でポイント還元
- 楽天証券×楽天銀行×楽天カード=スーパーポイントアップ(SPU)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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