この記事では、
”令和の虎「FXを安全な投資商品として広めたい」の回”
について紹介していきます
令和の虎とは
ブログ主のタケはYouTube番組「令和の虎」のファンで時々拝見しています。
令和の虎とは、
”一般の志願者が有名社長たちの前でビジネスプランをプレゼンし、出資の獲得に挑戦するYouTubeのリアリティ番組”です。
実によく考えこまれたプランで社長たちが思わず唸るような」回もあれば、あまりに未熟で志願者が説教されてしまう回もあります。
受験生が夢をプレゼンし学費を募る受験生版、現在のビジネスの経営難を脱却するために融資を募る事業再生版など、様々なジャンルがあります。
今回ご紹介するのは、最近ネット上を騒がせたスキル獲得版令和の虎10人目の志願者、FXを安全な投資商品として広めたいという志願者の回についてです。
あらすじ
【後編】「嘘はつくなって」支離滅裂な発言に虎の疑念が深まる。FXをギャンブルではなく安全な投資商品だと証明したい【鈴木 克佳】[10人目]スキル獲得版Tiger Funding – YouTube
志願者である鈴木克佳さんのプレゼン内容は、
- 「ギャンブルと勘違いされるFXを安全な投資商品ということを証明し知識とスキルを広めたい」
- 「FXはギャンブルではないと教え、FXについて学ぶスクールをつくりたいため事業提携を希望」
という内容でした。
また自身のアピールとして
- 「現在は投資の情報商材のWEBマーケティング会社を運営している」
- 「FXで初心者でも勝てるノウハウを持っている」
- 「すでにスクールを運営しており会員が100名以上在籍している」
と話します。
それに対してなんとも疑心暗鬼な社長たちは、冒頭から疑ってかかります。
- 「投資はギャンブルだろう」
- 「そんなに自信があるならなぜ自分で投資をしないのか」
という社長たちのテンプレ質に対して、
- 「投資をしていると銀行から融資を得られなくなるので、個人で投資はあまりやっていない」
- 「FXで月500万円以上の利益を得ると証券口座が凍結されてしまうので個人で利益を出すことができない」
と答えます。
すると、その場の全社長から
- 「そんな話聞いたことがない」
という総ツッコミが入ります。
結局、その後も志願者は自身の実績やスキルをアピールを行いますが、終始社長たちに攻められて終わってしまいます。
志願者は”上手く人を騙す人”というレッテルを貼られて終わってしまいました。
投資はギャンブルではない
まずお伝えしたいのは、
”投資はギャンブルではない”ということです。
ギャンブルとは、
”胴元と参加者が金品を賭けて運を伴うルールで競い合うこと”を言います。
これは参加者が一定の資産を奪い合う(総和がゼロになる)状況であり、これをゼロサムゲームと言います。
一方で投資とは、
”企業に出資し、その事業で生まれた利益の一部を得ること”です。
企業と投資者、どちらも利益を得ることができます。
このように、参加者全員が得をする可能性がある(総和がプラスになる)状況であり、これをプラスサムゲームと言います。
投資とギャンブルはその本質が違うのです。
投資と投機の違い
よくギャンブルと言われるのは”投機”です。
投機とは、
”価格変動が大きなものを売買してその差の利益を狙うための行為”のことです。
FXのデイトレードなどがこれに当たります。
投機は、安く売って高く売ることができた裏には、高く買って安く売った人がいるということになります。
これは先ほどで言うゼロサムゲームでありギャンブルに共通する部分があります。
今回令和の虎で
- 「投資はギャンブルだろ」
と指摘されていたのは、おそらくこのことだと思います。
情報商材は購入しない方が良いのか
今回の志願者が行っているスクールや情報商材については言及するつもりはありません。
それを踏まえてまず結論をお伝えすると、セミナーや情報商材は全く知識がない初心者のうちは避けるべきです。
もちろん適切な価格でスキルが身につく有用な情報商材はいくつもあります。
しかし一般論として、情報商材界隈には人を騙すことで利益を得ようとする倫理観があることも事実です。
私も過去に知人に紹介され、サイドビジネスの情報商材セミナーに参加したことがあります。
トークが上手くて巧妙に人を信じ込ませるセミナーでした。
私は付き合い程度であったため購入しませんでしたが、知人はすでに商品を購入していました。
知人はその商品を信じ切っていて、今さら私が何を言っても全く聞く耳を持ちませんでした。
一旦先入観を持ってしまえば、傍から見れば明らかに不審なことでも疑うことは難しくなってしまいます。
まずはWEBなど無料で手に入る情報から基礎知識を得て、その後有料コンテンツに手を出した方が良いでしょう。
注意すべき情報商材を見極めるポイント
情報商材を利用してみたいという方は、特に以下のポイントに注意してください。
- 個人名で販売
- SNSに特化した宣伝
- 訪問販売やテレアポを行っている
- WEBサイトが雑で企業情報が少ない
正攻法でない情報商材ビジネスは、公に目立たないように大きすぎない規模で行われることが多いです。
特に、暗号資産や株など金融商品を販売する場合には金融庁の登録が必要になります。
もし金融庁の登録なく日本で金融商品を販売した場合は違法です。
金融庁のHPに登録業者の一覧、また無登録で販売を行い警告を受けた業者が記載してあります。
不安な場合にはぜひ一度確認してみることをお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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