この記事では、
”投資にとって一番重要なもの”
について
わかりやすく解説していきます
皆さんは、投資をする上で一番重要なものは何だと思いますか?
- お金
- 知識
- 沈着冷静な心
など、色々思い当たるでしょう。
投資と「資金力」
某著名YouTuberが動画の中でこのように言っていました。
「投資は財力がものを言うものだ。10%儲かる投資に10億円投資できる人と10万円しか投資できない人では得られる金額が全然違う。庶民は投資にお金を使うべきではない。」
まあ確かにこれは一理あります。
資産形成において、金融資産が3,000万円を越えると加速度的に資産が増えていくと言われています。
投資は、より多くのお金を投じるほうが有利に働く性質があるということは事実です。
しかし、皆さん投資の目的は、何十億円もの資産を作ることでしょうか。
もちろんお金はあるに越したことはありません。
しかし、我々庶民が投資をする目的は、
”老後の備えに資産をつくりたい”
”収入を生活を豊かにしたい”
と言うことではないでしょうか。
「何十億円も投資できる人に劣るからやるべきではない」
というのは、なんとも極論であると私は思います。
投資と「知識」
投資において”知識”は絶対切り離せない重要なものです。
投資の知識を身に着けることで得られるメリットは主に以下の3つです。
- 効率よく資金が増やせる
- 損をしにくくなる
- 騙されにくくなる
お金が増えやすくなり、損もしにくくなり、悪い詐欺なども見破れるとなるとまさに良いこと尽くしです。
そう、投資において知識を身につけることは良いこと尽くしなのです。
「よくわからないけど適当になってたら儲かった♪」
というような、所謂ビギナーズラックのようなものは長くは続きません。
投資をするなら必要最低限の知識は必要と言えるでしょう。
*投資におすすめ証券会社
- SBI証券
-
松井証券
- moomoo証券
投資で一番重要なものは〇〇
では、投資において資金力や知識よりも重要なものとは何でしょうか。
それを説明する前に、次の問題について考えてみてください。
正解
答えは、Aさんです。
それでは解説していきます。
3名が65歳まで積み立て投資を続けた場合、次のような結果になります。
Aさん | Bさん | Cさん | |
---|---|---|---|
年数 | 40年間 | 25年間 | 15年間 |
累計積立額 | 960万円 | 1,500万円 | 1,800万円 |
資産 | 3,060万円 | 2,980万円 | 2,680万円 |
Aさんは積立金額は一番少ないにもかかわらず1番資産が多くなりました。
なぜこのような結果になったのでしょうか。
もうお分かりだと思いますが、それはAさんが1番長く投資を続けたからです。
積立投資には”複利効果”があります。
複利効果とは、利息にも利息がついて増える金額が徐々に大きくなるという意味です。
例えば年利10%の投資に100万円投資した場合、
1年目:110万円(+10万円)
2年目:121万円(+11万円)
2年目:133.1万円(+12.1万円)
というように、利息で増えた分にも利息がつくため、毎年増える金額が徐々に大きくなります。
このように、複利効果は長く続けるほど効果的で、少ない積立金でも大きな資産を作ることができるのです。
結論
投資にとって1番重要なのは資金力でも知識でもなく
”時間”です。
投資をするには多額のお金をかけるよりも、有料セミナーで知識をつけるよりも、長く続けることが重要ということです。
もちろん、利回りが何十年間も保証されている投資はありませんし、必ず資産が増えるという保証はありません。
しかし、長く続けることで限りなくリスクを減らすことができ、効果的な投資が行えます。
資金力は年齢が上がるにつれて高くなりやすく、知識も長く学ぶことで増やしていくことができます。
しかし、時間は今より増やすことはできません。
時間は今も刻一刻と減っていき、複利効果は今も徐々に低下し続けているのです。
まとめ
投資にとって1番重要なのは「時間」です。
しかし、時間だけではありません。
知識と資金力も当然必要なのです。
知識が全くないと、悪徳商法などに引っかかってしまう危険性があります。
資金力が少なすぎる状態で無理に投資を始めてしまうと、継続が難しくなり途中で断念することになるかもしれません。
これらのようになると、逆に自分の資産を減らしてしまうことになる可能性があります。
これらを十分に踏まえた上で、
「いつか投資をやろうと思っている」
という方は、”今より若い時はない”という言葉の通り、時間という自分の財産があるうちに始めることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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