【6分でわかる&ゼロから学べる】 株主優待って何?|ブログ主タケのおすすめ株主優待を紹介

この記事では、

株主優待

について解説していきます。

 

株主優待は私タケが特におすすめの投資の1つです。

 

 

 

株主優待とは

 

株主優待とは、

”企業が株主に贈答品を送る制度”です。

これは日本にしかないものであり、海外に株主優待という制度はありません。

また、日本国籍であっても海外在住の人には送られません。

送料を考えたら当然と言えば当然です。

 

優待がもらえる権利は、

企業の定めた優待の権利が確定する日に一定数の株式を所持していると与えられます。

その企業の定めた優待の権利が確定する日を権利付最終日といいます。

 

例として、SBI証券のサイトで吉野家ホールディングス(9861)の画面でご説明します。

 

 

“次回:2024/02/27 前回:2023/08/29”

とあります。

この場合、2024年2月27日が権利付き最終日となります。

 

またその下に、

“優待獲得株数”

という項目があります。

この株数以上の株を持って権利付最終日を迎えることで、優待である飲食券がもらえることになります。

 

 

株主優待のメリット

 

利回りが高くなりやすい

株主優待を行っている銘柄は利回りが高くなる傾向があります。

優待制度は企業目線で見ると配当金を配るよりも低コストであり、かつ自社製品を配ると宣伝効果もあるというメリットがあります。

そのため、配当金+株主優待の銘柄の方が、配当金のみの銘柄よりも総合的な利回りで高くなる傾向があります。

また、配当金のように頻繁に増減しないため、利回り頻繁に変わるということも少ないです。

 

簡単

優待は持っているだけで権利が発生するため何もする必要がないため簡単です。

また、長く持ち続けるのであれば短期的な株価の変動に一喜一憂することもないため、頻繁にチャートをチェックする必要もありません。

 

楽しい 

これは私タケの主観になりますが、株主優待は楽しい投資です。

株主優待で自社製品の新商品を贈ってきてくれるところが多いですが、段ボールで届いた商品を開封する瞬間はとてもワクワクします。

日用品やお菓子の株主優待は、投資に興味のない妻や子供たちにも喜ばれます。

個人的に好きな優待は、毎年贈られてくる時期になると楽しみになります。

「配当金をもらってそのお金で買えばいいじゃん」

と思われるかもしれませんが、配当金とは違った楽しさがあると私は思います。

 

 

株主優待に税金がかからないのか

 

株主優待については、厳密には税金がかかりますが、実質非課税の状態となっています。

株主優待は厳密に言えば雑所得に区分されるため課税の対象となり、所得が年間20万円を越えると確定申告が必要という解釈になります。

所得税法にも、

配当等に含まれない経済的な利益で個人である株主等が受けるものは、法第35条第1項雑所得に規定する雑所得に該当し、配当控除の対象とはならない

と明記されています。

 

しかし、税務署が誰が何円分の株主優待をもらったのかを把握することは非常に困難です。

また、株主優待保有株数に応じて内容が豪華になるなど、明確に株数に比例しているものでもありません。

税法上のルールとして株主優待は雑所得であり確定申告が必要になりますが、事実上は非課税になっているということです。

 

 

株主優待のデメリット

 

廃止になる可能性

優待は企業の都合で廃止になることがあります

優待商品は各企業自社製品が主流ですが、クオカードや自社商品と無関係のカタログギフトを優待としているところが多くあります。

これらは企業側のメリットである

  • 配当金よりコストが低い
  • 自社商品の宣伝になる

に余り該当しないため、特に廃止になる可能性が高いです。

そもそもクオカードが欲しいのなら高配当の株を買った方がよいかもしれません。

 

上限がある

配当金は持株数に応じてもらえる配当金が増えますが、株主優待はもらえる量に上限があります。

上の吉野家を例にすると、2,000株でもらえる食事券24枚が上限となるため、それ以上いくら株を持っていてももらえる食事券は増えません。

 

資産形成ができない

株主優待銘柄だけを持っていても資産形成ができません。

資産形成のためには、積み立て投資iDeCoなどが適しています。

株主優待で有名な”桐谷さん”のように優待で生活するとなれば生活費が浮くかもしれませんが、あまり現実的な話ではありません。

どちらかというと、株主優待は日々の生活を潤すような存在です。

 

 

ブログ主タケのおすすめの株主優待

 

アトム(7412)

アトムコーポレーションは飲食店やカラオケをチェーン店経営する企業です。

特に飲食店は回転ずし、焼肉、ステーキなど様々な種類の店舗を経営しています。

2023年頃から外食関連の銘柄が高騰し手を出しに行くい状況になっていますが、アトムは比較的安価で購入できる銘柄です。

最初の優待でカードが送られきます。

そのカードに1ポイント1円で利用できるポイントが年に2,000ポイント×年2回、合計4,000ポイントが付与されます。

ポイントのためお釣りを気にする必要もなく、利用できる店舗が非常に多いので気軽に利用できます。

しかし、ポイントは付与されてから1年間の有効期限となっているため注意が必要です。

 

焼肉坂井ホールディングス (2694)

焼肉坂井ホールディングス は「肉匠坂井」を運営する企業です。

肉匠坂井はコンロではなく炭火で楽しめる焼肉食べ放題です。

サイドメニューも充実しており子供連れでも楽しめ、さらにデザートは1人1つまでですが、食べ放題とは思えないクオリティのものが数種類から選べます。

焼肉坂井ホールディングスもアトム同様に安価で取得でき、利回りも高い銘柄です。

100株で10%割引券と1,000株で500円相当の優待券がもらえます。

中でも2,000株保有が一番利回りが高く設定されており、

  • 15%割引券×3枚
  • 1,500円相当の優待券
  • 1,000円相当の優待券

を年間でもらうことができます。

使用枚数に制限がなく、割引券と優待券の併用も可能というのが嬉しいポイントです。

 

ライオン

ライオンは石鹸、洗剤、歯磨き粉などの日用品から医療品まで手掛ける企業です。

優待は自社新商品の詰め合わせです。

いくら分かの明記はありませんが、2,000円~2,500円相当になることが多いです。

利回りはそこまで高くはありませんが、新商品の詰め合わせという株主優待の王道のような内容がとても気に入っています。

今回は何が入っているのか楽しみになる優待で、妻にも喜んでもらえています。

2024/03/12追記

2024年2月以降の優待獲得の条件として、

”12月・6月の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載”

が新たに追加されました。

つまり、1年以上の継続保有が必要ということになります。

 

 

株主優待におすすめ証券会社

 

SBI証券

申込はコチラから

SBI証券 公式サイト

 

松井証券

申込はコチラから

松井証券 公式サイト

 

 

まとめ

  • 株主優待=企業が株主に贈答品を送る制度
  • 簡単で楽しい投資だが、廃止になるリスクもある
  • 資産形成には向かず、日々の暮らしを豊かにするもの

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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