知識ゼロから始める新NISA生活【NISA口座を開設してみよう】

 

この記事ではNISAの始めるための具体的なフローをご紹介していきます。

 

NISAに関する知識が全くなくてもNISA口座を開設したいという方に向けた内容となっています。

 

 

NISAって何?

 

NISAとは、

”投資で得た利益に税金がかからない制度”のことです。

NISAという名前の投資方法があると勘違いされがちですが、NISAは商品ではなく制度なのです。

通常、投資で利益を得た場合はその利益から20.315%の税金が引かれますが、NISA口座を利用すればいくら利益を得ても税金はゼロです。

 

 

新NISAって何?

 

新NISAとは、

”2024年以降の内容が変更されたNISAの通称”です。

 

主な内容変更は、

  • 年間上限投資金額UP
  • 合計上限投資金額UP
  • 非課税年数が無制限
  • 成長投資枠(旧:一般NISA)の対象商品減

となっており、全体的に内容が拡充されています。

 

 

NISAを始める手順

 

では実際にNISA口座を開きたいという方のためにNISA口座を開いて実際に投資するための手順を解説していきます。

  1. 証券会社で証券口座を開設
  2. NISA口座を開設する
  3. NISA口座で投資商品を購入

の3STEPになります。

 

証券会社で証券口座を開設

投資をするためには「証券口座」という口座を開設する必要があります。

銀行預金の普通口座では投資はできません。

 

証券口座開設には審査が必要となるため身分証明書などが必要になります。

店舗を持たないネット証券会社は、必要書類をスマホでアップロードすることで簡単に証券口座の開設が可能です。

 

早いところは最短で申込の翌営業費から取引ができるという証券会社もあります。

また、証券口座はいくつも同時に持つことができるため、複数の証券会社で開設することが可能です。

 

NISA口座を開設する

證券口座を開設した証券会社で、今度はNISA口座を開設します。

NISA口座を開設するためには証券会社が税務署で手続きが必要になるため、1週間~10日程度の日数がかかります。

 

ここで注意すべきなのは、証券口座とは違ってNISA口座は1つしか持つことができないということです。

 

NISA口座を違い証券会社に変更することは可能です。

その場合は、今の証券会社のNISA口座を閉じる手続きと、他社へ乗り換える手続きが必要になります。

NISA口座をどこで開設するかは慎重に判断しましょう。

 

NISA口座で投資商品を購入

NISA口座の開設が完了したらNISAに対応した投資商品を購入します。

 

ここで注意すべきなのは、2024年から始まる新NISAのは対象商品が限られているということです。

投資信託でも満期までの期間が20年未満のもの、毎月分配型のものは全ては新NISA対象外となっています。

 

購入前に必ずNISA対象商品であるかを確認しましょう。

大抵は証券会社の購入画面で確認することができ、以下の投資信託協会のHPからも確認することができます。

NISA成長投資枠の対象商品 – 投資信託協会 (toushin.or.jp)

 

 

SBI証券でNISA口座を開設してみよう

 

必要なもの
  • マイナンバー※カード(おすすめ)・通知カード・記載の住民票
  • スマホ・パソコン
  • インターネット環境

 

①  SBI証券 のサイトにアクセス

 SBI証券のサイトにアクセスし「口座開設に進む」を押します。

 

② メールアドレスを入力し「次へ」

このメールアドレスが連絡先としてSBI証券に登録されます。

 

③ 「認証コード」を入力

入力したメールアドレスに「認証コード」が書かれたメールが届くのでそれをコピーして入力します。

 

④ 必要事項を入力

表示されている項目に沿って氏名、生年月日、住所などを入力します。

 

⑤ 特定口座の申し込み

特定口座で開設しないと毎年確定申告が必要になるため必ず 開設する を選択してください。

 

⑥ NISAの申し込み

投資をする上でNISAを利用しない理由はないので、申し込む(無料)を選択しましょう。

今までNISA口座を開設したことがない人は 新規で開設する NISAを他社で開設している人は他社から乗り換えるを選択してください。

他社から乗り換える場合は「勘定廃止通知書」が必用になります。

 

⑦ SBI証券のiDeCo口座開設同時申し込み

iDeCoとは個人で行う年金のことです。

将来に向けての貯蓄と節税ができるというメリットがあります。

年末調整時に支払った証明書を提出することで、支払った金額にかかった税金が還付されます。

デメリットとしては原則60歳以降になるまで受け取ることができず、それまでに解約すると元本割れする可能性が高くなります。

よくわからない、特に興味のない方は 今は申し込まない で良いです。

 

⑧ 住友SBIネット銀行・SBI新生銀行の口座開設同時申し込み

住友SBIネット銀行、もしくはSBI新生銀行の口座開設を同時に申し込むかを選ぶことができます。

SBI証券の証券口座への入金は全ての銀行口座からできるわけではありません。

これらの銀行口座を同時に開設することで今後取引する際に入金がしやすくなります。

キャンペーンも定期的に行われておりデメリットも特にないためどちらか申し込んでも良いでしょう。

 

⑨ SBI証券ポイントサービス申し込み

TポイントやVポイントなど、SBI証券の利用に応じてポイントを得ることができるサービスです。

ポイントは商品と交換や投資に利用することも可能です。

これは 申し込む を選んでおきましょう。

その下で貯めるポイントを選択することができ、口座開設後に変更することもできます。

特にVポイントとSBI証券の組合せはとてもお得ですが、三井住友カードが必要になります。

面倒であれば今はとりあえず Vポイント を選んでおいて、カードの申し込みは気が向いたらやってみるのも良いでしょう。

全ての入力を終えたら 次へ を押します。

 

⑩ 規約を確認し同意

規約を全て読みチェックを入れ、「同意する」を押します。

 

⑪ 申込内容を確認

誤りがあれば「修正する」で修正、問題なければ「口座開設方法の選択」を押す

 

⑫ 口座開設方法を選択

マイナンバーカードか記載されたカードか書類があれば「ネットで口座開設」を選択しましょう。

マイナンバーが記載されたものがなければ「郵送で申し込み」を選択しましょう。

ネットで口座開設する場合は最短翌営業日か利用可能になりますが、郵送の場合は1週間から10日ほどかかってしまいます。

 

⑬ ユーザーネームとログインパスワードを保存

忘れてしまうと後々面倒になるので必ず控えておきましょう。

ユーザーネームとログインパスワードを保存したら「保存しました」にチェックし「次へ」を押しましょう。

 

⑭ 本人確認書類の提出

マイナンバーカードなどをスマホのカメラで撮影し本人確認の書類を提出。

 

⑮ 完了

 

 

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