こんばんはタケです。
本日はここまでの記事のおさらい的内容です。
初心者の方、投資未経験者の方向けの記事をいくつか書いてきましたが、
投資についてのよくある疑問や不安に私なりにQAでお答えしたいと思います。
そして最後に私なりにおすすめできる初心者向け投資方法をご紹介します。
- Q.投資はギャンブルって本当?
- Q.投資に失敗したら借金を抱える?
- Q.投資ってお金がかかるんでしょ?
- Q.何年間くらい投資したらいいの?
- Q.短時間で大金を稼ぎたいけどどんな投資をしたらいいの?
- Q.積立保険に加入するより投資の方が得なの?
- Q.貯金より投資する方がいいの?
- Q.投資したらどれくらいお金が増えるの?
- Q.NISAって何?
- Q.新NISAって何?
- Q.どんな投資をしたらいいの?
- Q.投資信託って毎年いくらぐらいお金がもらえるの?
- Q.投資信託の選び方のポイントは?
- Q.具体的にどの投資信託がいいの?
Q.投資はギャンブルって本当?
A.「100%確実ではない=ギャンブル」と言われればギャンブルです。
くれぐれもご理解いただきたいのは、
”絶対に損をしない投資はない”
ということです。
このような謳い文句をもし見かけたとしてもそれを信用してはいけません。
しかし、限りなく100%に近い、もしくは過去の実績は100%というような投資はいくつもあります。
Q.投資に失敗したら借金を抱える?
A.基本的に借金を抱えることはありません。
しかし特定の投資方法では負債を抱える可能性があります。
これらは資金を担保にして(保証金)、その何倍もの金額の取引ができる投資方法のことです。
損失が保証金の50%を超えた場合にはロスカットという強制取引で決済されてしまいますが、その決済が間に合わず損失が保証金の額を越えてしまった場合、”追証”と呼ばれる支払いが発生します。
特定の方法の2つ目は「不動産投資の事業用ローン」です。
不動産投資には多額の初期投資が必要なためローンを組むことが一般的です。
借金で言えばこの時点で借金にはなってしまいますが、返済を越える不動産収入を得ることができればプラス収支となります。
しかし、入居者やテナント収入が少なくローン返済金額を下回れば、当然ながらマイナス収支となります。
Q.投資ってお金がかかるんでしょ?
A.基本的に借金を抱えることはありません。
しかし特定の投資方法では負債を抱える可能性があります。
例えば1年間で4%増えた場合、10万円投資した人は4,000円増えますが、1000万投資した人は40万増えることになるため資金は多いに越したことはありません。
しかし、毎月10,000万円ずつといったような積立型の投資の方が今は主流です。
毎日1,000円ずつ投資している人もいます。
また、投資は日々金額が変化するものを購入するので一度に全額購入すると買うタイミングの見極めが難しいですが、分散して購入することでその心配もなくなります。
Q.何年間くらい投資したらいいの?
A.長期間であればある方が良いです。
短期間投資では過去にもあった新型コロナやバブル崩壊、リーマンショックのような経済危機があるとその影響を受け損失が出てしまう可能性があります。
しかし、長期間であればそれらの一時的な経済危機から回復するまで投資を続けられるためプラスに転じることができます。
実際に新型コロナは3年、リーマンショックは6年で株価は回復しています。
Q.短時間で大金を稼ぎたいけどどんな投資をしたらいいの?
A.固有株とFX、またCFDが適していますが、投資金が必要であり不確実です。
”短期間で”という条件であれば、
インカムゲイン(配当による収益)ではなく、
キャピタルゲイン(売買差の収益)が必要です。
しかし利益は投資金に比例するため多額の投資金が必要になります。
レバレッジ・信用取引を利用することで投資金以上の利益を出すことが可能になりますが、ロスカット(損をしている状態での強制取引)になる場合があります。
また、キャピタルゲイン狙いはインカムゲイン目的の投資と比べて確実性が低いため逆に損をしてしまう可能性があります。
初心者が短期で稼ぐための投資をすることはお勧めできません。
Q.積立保険に加入するより投資の方が得なの?
A.目的が違うので一概に比較できません。
利回り(投資金と利益の割合)は投資の方が高い場合が多いですが基本的に元本の保証はありません。
一方で、積立保険は利回りで見れば低く一定年数以上で元本保証、有事の際は高利回りになるという商品です。
投資=資産の形成
保険=万が一への備え&貯金
というような使い分けが必要です。
Q.貯金より投資する方がいいの?
A.個人的には貯金より投資をおすすめします。
貯金しておいてお金が減ることはありませんが価値が下がっていきます。
現在世の中はおよそ3~4%のインフレ率のため、1年で3~4%物価が上がっていることになります。
そのためお金の価値は年に4%ずつ下がっているとも言えます。
また、もし金融機関が倒産した場合、保証されるのは預金1,000万円までとなります。
そのため”貯金=絶対に減らない”とは言えません。
Q.投資したらどれくらいお金が増えるの?
A.投資商品によってことなります。
投資の種類によって全く異なりすので、検討している投資について証券会社に問い合わせるかネット検索で過去の実績を調べて参考にしてください。
投資信託などインカムゲイン(配当による収益)によって利益を得る場合は年間で3~4%程度を想定しておいた方が良いです。
Q.NISAって何?
A.投資で得た利益に税金がかからなくなる制度のことです。
通常投資で得た利益には一律20.315%の税金が引かれます。
しかし、NISA口座で投資した場合いくら利益が出たとしても利益がかかりません。
政府が投資を奨励するために設けた制度のため100%投資に有利な内容となっているため、投資をするなら利用は必須と言えます。
ただし、年間の金額上限やトータルの上限もあるため注意が必要です。
Q.新NISAって何?
A.内容が更に拡充される2024年から始まる新しいNISA制度のことです。
主に金額上限の引き上げ、非課税期間の無制限化など投資する上で更にメリットが増えました。詳細は過去記事をご確認ください。
Q.どんな投資をしたらいいの?
A.積立型の投資信託がおすすめです。
毎月一定額を積み立てていく投資方法です。
投資信託はファンドマネージャーと呼ばれるプロがあなたの代わりに投資して資産を増やしてくれる仕組みです。
金額的負担も少なく自分で運用するわけではないので、
基本的にほったらかしで大丈夫なので初心者に最適です。
Q.投資信託って毎年いくらぐらいお金がもらえるの?
A.もらえるものともらえないものがあります。
分配金がもらえるもの=「分配型」
→毎月~1年に1回ごとにもらえます。
分配金がもらえないもの=「分配金再投資型」
→分配金はそのまま投資に回されるためもらえません。
分配金の金額は投資信託によって差があり毎年変動しますが、だいたい3%~10%と言われています。
Q.投資信託の選び方のポイントは?
A.私なりのポイントは以下の3つです。
- 広範囲(主要指数との連動)
簡単に言えば、「全世界」」「全米」など広範囲を対象としている投資信託です。
全世界やアメリカは経済成長を続けていますが、その中の極一部に投資するだけでは連動して資産が増えるとは限りません。
広く投資することでその成長と連動することができます。
- 実績
過去の運用実績が良いものを選びます。
野球で例えるとヒット得点を得るためには打率の良い打者(実績の良い打者)を起用するのと同じです。
- 信託手数料
信託手数料がなるべく安いものを選びます。
信託手数料は運用してもらったファンドへの報酬ですので運用利益から引かれます。
せっかく高い利益が出ても信託報酬も高ければ手元には残る金額が少なくなります。
目安は1.0%以下です。
Q.具体的にどの投資信託がいいの?
A.現在私が個人的におすすめの投資信託は以下です。
- eMAXIS Slim 全世界株式
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
あまり一点集中で購入するのではなく、いくつかを組み合わせて分散させることがおすすめです。
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