1960年代のアメリカの西部劇映画、
「荒野の七人(The Magnificent Seven)」
強盗に襲われた集落を助けるために命を賭けて戦った7人のガンマンのお話です。
古い映画ですが、2016年にリメイクされているためご存じの方もいらっしゃるでしょう。
実は投資の世界において、このタイトルは映画ファンならずともぜひ知っておいて頂きたい重要なワードなのです。
今回は投資の分野における荒野の七人、
マグニフィセント
セブン
について解説していきます。
- マグニフィセントセブンとは
- マグニフィセントセブンの構成銘柄
- マグニフィセントセブンの時価総額
- マグニフィセントセブンへの投資信託
- マグニフィセントセブンにおすすめの証券会社
- マグニフィセントセブンのまとめ
マグニフィセントセブンとは
マグニフィセントセブンとは、
”近年米国経済を牽引していると言われる7大企業の愛称”です。
アメリカ映画
「荒野の七人(The Magnificent Seven)」
からその名が用いられています。
他にはビッグセブン、米国大型テクノロジー銘柄などとも呼ばれています。
近年上昇を続けてきた米国株式市場の指標であるS&P500に対して、その起因の約8割はマグニフィセントセブンによるものであると言われており、米国のみならず全世界の株式市場に対して影響力を持ちます。
マグニフィセントセブンの構成銘柄
マグニフィセントセブンには世界のインフラを支えている
”GAFAM(ガーファム)”
と呼ばれる5大企業が含まれます。
構成しているのは、
の5社です。
それぞれの頭文字を取ってGAFAMと呼ばれています。
そして、
- エヌビディア
- テスラ
を足した合計7社で構成されています。
すなわち、マグニフィセントセブンの構成銘柄は以下のようになります。
マグニフィセントセブン構成銘柄
- グーグル(GOOGL)
- アマゾン(AMZN)
- メタ(META)
- アップル(AAPL)
- マイクロソフト(MSFT)
- エヌビディア(NVDA)
- テスラ(TSLA)
マグニフィセントセブンの時価総額
マグニフィセントセブンの時価総額は合計でなんと約13兆億ドル。
日本円にして約1,900兆円以上です。
日本の現在の国家予算が約112兆円であると考えると途方もないような金額になります。
マグニフィセントセブンへの投資信託
三井住友トラストが、2024年3月22日にマグニフィセントセブンを対象とした投資信託
を設定するという情報があります。
S&P500を牽引するマグニフィセントセブンに集中的に投資することで、近年好調なS&P500をも上回るパフォーマンスを目指すようです。
内容については以下のようになります。
現在公式サイトに販売案内はまだありませんが、EDINETという金融庁の情報開示サイトで確認することができます。
(愛称:マグニフィセント・セブン)
- 投資対象
マグニフィセントセブンの7社に均等に投資し、その後半年ごとに時価総額に応じてリバランス
- コース
”分配金受け取りコース”と”分配金再投資コース”の2種類
- 販売期間
2024年3月22日~2025年6月26日
- 販売手数料
2.2%
- 信託手数料
0.594%
販売手数料は2.2%ですが、販売はSBI証券と楽天証券になるようです。
この2社は投資信託の販売手数料無料なので、もしかしたらマグニフィセント・セブンも無料で購入できるかもしれません。
マグニフィセントセブンにおすすめの証券会社
SBI証券
マグニフィセントセブンのまとめ
- 米国株式市場を牽引する7企業の愛称
- 世界の株式市場に大きな影響力を持つ
- 対象とした投資信託が販売される
最後までお読みいただきありがとうございました。
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