【速報】SBIクレカ積立のポイント還元条件が改悪|変更内容を解説、プラチナプリファード利用者は要注意⁉

タケ

この記事では、

”SBI証券のクレカ積立の

ポイント還元率の変更”

について

わかりやすく解説していきます

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変更の時期

変更になるのは、2024年11月1日買付分(9/11~10/10まで設定分)からです。

10月分までは今の還元率が維持されます。

 

 

変更内容

SBI証券クレカ積立で三井住友カードを利用した際のポイント還元が大きく変更されました。

ひと言で言うと”改悪”です。

変更内容は以下の通りになります。

■変更前(10月買付分まで)

カード種類 ポイント付与率
(2024年5月買付分から2024年10月買付分まで)
最大ポイント付与数
(2024年5月買付分から
2024年10月買付分まで)
三井住友カード プラチナプリファード
Olive フレキシブルペイプラチナプリファード
5.0% 30,000ポイント
三井住友カード ゴールド( NL )
Olive フレキシブルペイゴールド
1.0% 6,000ポイント
三井住友カード( NL )
Olive フレキシブルペイ
0.5% 3,000ポイント

 

■変更前後(2024年11月買付分から)

カード種類 年間カード利用額 ポイント付与率 年間
最大ポイント付与数
三井住友カード プラチナプリ ファード
Olive フレキシブルペイプラチナプリファード
500万円以上 3.0% 36,000ポイント
300万円以上 2.0%
300万円未満 1.0%
三井住友カード ゴールド( NL )
Olive フレキシブルペイゴールド
100万以上 1.0% 12,000ポイント
10万以上 0.75%
10万未満 0.0%
三井住友カード( NL )
Olive フレキシブルペイ
10万円以上 0.5% 6,000ポイント
10万円未満 0.0%

参考:SBI証券「クレジットカード積立上限額10万円への引き上げに伴う設定可能日・ポイント付与率について」

https://site1.sbisec.co.jp/

 

これを踏まえて、変更ポイントを簡単にまとめると以下のようになります。

プラチナプリファード

  • 還元率5%→最大3%
  • 条件なし → 年間500万円利用(クレカ積立を除く)

ゴールド

  • 条件なし → 年間100万円利用(クレカ積立を除く)

ノーマル

  • 条件なし → 年間10万円利用(クレカ積立を除く)

全体的に条件が悪くなっており、特にプラチナプリファードは大幅な改悪と言えます。

SBI証券からクレカ積立上限が月5万円→月10万円に上がると発表されて以降、

ネット上やSNSでは、

「今のポイント還元率が改悪されるのでは」

という不安の声がありましたが、本当にその通りになってしまいました。

 

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カードのランクごとの検証

各ランクごとに、使用金額や積み立て金額に応じての損益分岐を計算していきます。

プラチナプリファード検証

プラチナプリファードの利用金額特典は、

  • 100万円利用ごとに翌年10,000ポイント付与

※上限40,000ポイント、また利用金額にクレカ積立は含まない

これを踏まえて、SBIクレカ積立を満額利用した場合、その他の利用金額ごとにどのよううな還元率になるのかの比較を以下にまとめました。

なお、利用金額に応じた翌年得点を付与した状態で計算しています。

 

■プラチナプリファード

年間利用額 620万円 520万円 420万円 320万円 220万円
クレカ積立 利用金額 120万円 120万円 120万円 120万円 120万円
ポイント 36,000pt 24,000pt 24,000pt 12,000pt 12,000pt
その他 利用金額 500万円 400万円 300万円 200万円 100万円
ポイント 50,000pt 4,000pt 30,000pt 20,000pt 10,000pt

ポイント特典

(翌年)

40,000pt 40,000pt 30,000pt 20,000pt 10,000pt
年会費 33,000円 33,000円 33,000円 33,000円 33,000円
損益 93,000 71,000 51,000 19,000 -1,000
還元率 1.50% 1.37% 1.21% 0.59% -0.05%

損益=付与ポイント-年会費

還元率=(付与ポイント-手数料)÷利用金額(%)

 

ゴールド検証

ゴールドの利用金額特典は、

  • 100万円以上利用で翌年10,000ポイント付与※1※2
  • 100万円以上利用で翌年以降年会費永年無料※2

1上限10,000ポイント ※2利用金額にクレカ積立は含まない

これを踏まえて、SBIクレカ積立を満額利用した場合、その他の利用金額ごとにどのよううな還元率になるのかの比較を以下にまとめました。

なお、利用金額に応じた翌年得点を付与した状態で計算しています。

■ゴールド

年間利用金額 320万円 220万円 130万円 120万円
クレカ積立 利用金額 120万円 120万円 120万円 120万円
ポイント 12,000pt 12,000pt 9,000pt 0pt
その他 利用金額 200万円 100万円 10万円 0万円
ポイント 10,000pt 5,000pt 500pt 0pt

ポイント特典

(翌年)

10,000pt 10,000pt なし なし
年会費 0円 0円 5,500円 5,500円
損益 32,000 27,500 9,500 -5,500
還元率 1.00% 1.23% 0.73% -0.46%

損益=付与ポイント-年会費

還元率=(付与ポイント-手数料)÷利用金額(%)

 

ノーマル検証

ノーマルの利用金額特典はありません。

これを踏まえて、SBIクレカ積立を満額利用した場合、その他の利用金額ごとにどのよううな還元率になるのかの比較を以下にまとめました。

■ノーマル

年間利用金額 130万円 120円
クレカ積立 利用金額 120万円 120万円
ポイント 6,000pt 0pt
その他 利用金額 10万円 0万円
ポイント 500pt 0pt
ポイント特典 なし なし
年会費 0円 0円
損益 6,500 0
還元率 0.5% 0

損益=付与ポイント-年会費

還元率=(付与ポイント-手数料)÷利用金額(%)

 

 

結論

SBIクレカ積立を満額利用した場合、その他の利用金額に応じた一番お得なカードは以下のようになります。

なお、利用金額に応じた翌年得点を付与した状態で計算しています。

年間利用額 カード 損益 還元率
500万円 プラチナPF 93,000 1.5%
400万円 プラチナPF 71,000 1.37%
300万円 プラチナPF 51,000 1.21%
200万円 ゴールド 32,000 1.00%
100万円 ゴールド 27,500 1.23%
10万円 ゴールド 9,500 0.73%
10万円未満 ノーマル 0 0.00%

 

■注意点

これらの結果は、クレカ積立の設定金額、またそプリファード店やポイントアップ対象のコンビニや飲食店をどれくらい利用するかによって変わります。

詳しくは別の記事で紹介しています。

 

 

クレカ積立を今後も利用すべきなのか

毎月積み立て投資信託で資産形成を目指している方は、クレカ積立を利用した方がポイント還元があるため、利用した方が良いでしょう。

しかし、高いポイント還元を目的として行っていた方は、これを機に見直すべきかもしれません。

特にプラチナプリファードでクレカ積立以外の利用が少ない方は、11月分以降はゴールドカードへのランクダウンを検討した方が良いかもしれません。

11月買付分からの変更になりますので、それまでに今後の投資プランを考え直してみることをお勧めします。

 

 

クレカのメリットはポイント還元だけではない

この記事では、”改悪”として紹介してきましたが、あくまで三井住友カードのSBIクレカ積立においての話です。

クレジットカードの特典はポイント還元だけではなく快適さや便利さです。

例えば、プラチナプリファードは、旅費をカード決済するだけで自分とこどもの分の海外・国内旅行傷害保険が最高で5,000万円付いてきます。

また、どの三井住友カードおいても空港のラウンジなどでサービスを受けることができます。

 

 

まとめ

  • 三井住友カードのSBIクレカ積立のポイント還元条件が改悪
  • 変更は2024年11月買付分から
  • プラチナプリファード所持者で利用金額が200万円以下の方はゴールドへの変更を検討した方が良いかも

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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