この記事では、
”マグニフィセントセブン”
について
わかりやすく解説していきます
マグニフィセントセブンとは
マグニフィセントセブンとは、
”近年米国経済を牽引していると言われる7大企業の愛称”です。
1960年代のアメリカの西部劇映画、
「荒野の七人(The Magnificent Seven)」
からその名が用いられています。
他にはビッグセブン、米国大型テクノロジー銘柄などとも呼ばれています。
近年上昇を続けてきた米国株式市場の指標であるS&P500に対して、その起因の約8割はマグニフィセントセブンによるものであると言われており、米国のみならず全世界の株式市場に対して影響力を持ちます。
マグニフィセントセブンの構成銘柄
マグニフィセントセブンは、
”GAFAM(ガーファム)”
と呼ばれる世界5大企業プラス、
- NVIDIA(エヌビディア)
- TESLA(テスラ)
で構成されます。
GAFAMとは、
- Google(グーグル)
- Amazon(アマゾン)
- Facebook(フェイスブック※現社名メタプラットフォームズ)
- Appl(アップル)
- Microsoft(マイクロソフト)
の5社の総称であり、それぞれの頭文字を取ってGAFAMと呼ばれています。
すなわち、マグニフィセントセブンの構成銘柄は以下のようになります。
- グーグル(GOOGL)
- アマゾン(AMZN)
- メタ(META)
- アップル(AAPL)
- マイクロソフト(MSFT)
- エヌビディア(NVDA)
- テスラ(TSLA)
マグニフィセントセブンの時価総額
マグニフィセントセブンの時価総額は合計でなんと約13兆億ドル。
日本円にして約1,900兆円以上です。
日本の現在の国家予算が約112兆円であると考えると途方もないような金額になります。
マグニフィセントセブンの投資信託
三井住友トラストが、2024年3月22日にマグニフィセントセブンを対象とした投資信託
を設定するという情報があります。
S&P500を牽引するマグニフィセントセブンに集中的に投資することで、近年好調なS&P500をも上回るパフォーマンスを目指すようです。
内容については以下のようになります。
現在公式サイトに販売案内はまだありませんが、EDINETという金融庁の情報開示サイトで確認することができます。
※2024/3/23月追記
三井住友トラストの公式HPで紹介されています。
■米国大型テクノロジー株式ファンド
(愛称:マグニフィセント・セブン)
投資対象 | マグニフィセントセブンの7社に均等に投資し、その後半年ごとに時価総額に応じてリバランス |
---|---|
コース | 「分配金受け取りコース」と「分配金再投資コース」の2種類 |
販売期間 | 2024年3月22日~2025年6月26日 |
購入手数料 | 2.2% |
信託報酬 | 0.594% |
販売手数料は2.2%ですが、販売はSBI証券と楽天証券になるようです。
この2社は基本的には投資信託の販売手数料が無料なので、この米国大型テクノロジー株式ファンドの購入手数料も無料になる可能性があります。
米国大型テクノロジー株式ファンドの特徴は、マグニフィセントセブンの7銘柄を均等に投資し、半年ごとに投資バランスの見直し(リバランス)を行うということです。
単純な銘柄構成の割にやや信託報酬が高いとも言えますが、マグニフィセントセブンが将来的に更に成長すると思われる方には最適な投資信託と言えます。
米国株投資におすすめ証券会社
まとめ
- 米国株式市場を牽引する7企業の愛称
- 世界の株式市場に大きな影響力を持つ
- 対象とした投資信託が販売される
最後までお読みいただきありがとうございました。
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