近年よく耳にするSDGsというワード。
なんとなく
”SDGs=エコ”
のようなイメージをお持ちではないでしょうか。
今回は、
SDGsへの投資
という視点で見ていきます。
- 20年前「リサイクルが儲かる時代が来る」と言った知人
- いまさら聞けないSDGs
- エネルギー問題は今後も人類の課題
- おすすめのSDGs投資
- 次世代エネルギー関連おすすめ銘柄
- 投資におすすめ証券会社
- まとめ
20年前「リサイクルが儲かる時代が来る」と言った知人
今から約20年前、私の知人がこのように言っていました。
「この先リサイクルが金になる時代になる」
当時は”エコ”なんていうワードはまだ浸透しておらず、リサイクル=空き缶やプラスチックごみの分別という程度の認識でした。
当時の私にどうしてそれでお金儲けができるのかよくわかりませんでした。
今となってはエコは”環境産業”というひとつのジャンルとして法整備も進み、国や有名企業も率先してに取り組む時代となりました。
その知人とは今は疎遠になってしまいどこで何をしているかはわかりませんが、今思えば先見の明があったのだと思います。
SDGsといいう考え方から、今後大きな産業ジャンルが生まれるかもしれません。
いまさら聞けないSDGs
SDGsを一言で言うなれば、
”人類が地球上で生きるために進むべき道”です。
具体的には以下の17の目標について2030年までの実現に向けて取り組もうという活動です。
すでに世界中に認知されているようなものもあれば、未だ発展途上の目標もあります。
また、また世界でも先進国と発展途上国でも重要度が異なります。
エネルギー問題は今後も人類の課題
特に近年著しく発達しているのがエネルギー分野です。
温室効果ガスの主成分である二酸化炭素(CO2)の排出量削減に向けて
”次世代エネルギー”
の技術開発が進められています。
次世代エネルギーとは、
”脱炭素化に貢献できる新たなエネルギー”のことです。
身近なものでは日本ではハイブリッド車、ヨーロッパなどはEV車の市場が年々拡大しています。
しかし、決して次世代エネルギー全体では順調な進捗とは言い難い現状もあります。
2015年に取り交わされたパリ協定では、
”2050年までにカーボンニュートラル(CO2の排出と吸収が釣り合う状態)を達成する”
ことが掲げられていますが、現状からは達成は困難であると言わています。
次世代エネルギー分野の今後の展望
例えば、”再生可能エネルギー”は、太陽光や風力など自然のエネルギーを利用して電力を生成します。
水素は化石燃料の代替として使用でき、CO2の排出を大幅に削減できます。
また、大気中のCO2を回収し地下に貯留する新たな技術”CCS”という技術も近年注目されています。
さらに発電分野では、洋上風力発電の規模が2050年には9,000億円以上になるという見立てもあります。
次世代エネルギー分野は客観的に見ても無限の可能性を秘めた投資対象であると言えます。
次世代燃料分野へ投資するリスク
一番のリスクは不確実性です。
いくら政府や企業投資をしたとしても、未知の分野では何が成功するかはわかりません。
最近のニュースでは、”産業技術総合研究所が水と二酸化炭素から燃料を生成することに成功した”というニュースがありました。
また、”アンモニア燃料”という燃焼時に全く二酸化炭素が発生しない新たな燃料について、日本の資源エネルギー省が実用化に向けて取り組んでいます。
これらが実現されれば大きな技術革新ですが、実用化や商業化にはコストや生産性など多くの壁があり、今までの多くの発明はその壁を突破できませんでした。
もしその壁を突破する技術や企業が現れたら、言うまでもなくとんでもない付加価値になります。
しかし、どの技術、どの企業がをれを成し得るか。
またそれはいつになるのか。
予想するのは余程の専門知識がない限り難しいでしょう。
おすすめのSDGs投資
次世代エネルギー分野に投資
脱炭素化に向けたエネルギー開発は現在盛んに行われており、今後も大きく成長する分野と言えます。
技術は金になるものから発展するというのは鉄則で、現在も様々な企業が”次世代エネルギードリーム”を目指して開発を進めています。
すでに関連した銘柄や投資商品が存在していて選択肢も多いため、投資しやすい分野であるとも言えます。
個別銘柄ではなく包括的な投資
一企業に投資するというのはリスクが大きいため、次世代エネルギー分野の中でも分散投資をおすすめします。
もちろん将来大化けするのを狙って個別銘柄に投資するのも良いと思います。
ポートフォリオの一部として考える
資産の大半を次世代エネルギー分野に投資するのはおすすめしません。
全世界株式やS&P500関連などをメインにした上で、あくまで”宝くじ枠”と捉えておくべきです。
次世代エネルギー関連おすすめ銘柄
- 五洋建設 (1893)
海洋土木の最大手であり、風力発電に力を注いでいる企業です。
株価も安価で配当利回りも3%近いため、購入リスクの少ない銘柄と言えます。
- コスモエネルギーホールディングス (5021)
脱炭素化が進むにつれて大きくその影響を受けてしまうのが”石油業界”です。
特にガソリンスタンドチェーンの大手は将来に備え石油から次世代エネルギーへのシフトする準備を行っています。
コスモエネルギーホールディングスは近年ではエネルギー全般へと方向転換と開発に力を入れています。
また高配当銘柄としても知られており、非常に魅力的な銘柄です。
投資におすすめ証券会社
SBI証券
松井証券
moomoo証券
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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